先端に金がついた半導体ナノ粒子

金の棘つきのナノロッド (リコー Science和文要約)
http://www.ricoh.co.jp/abs_club/Science/Science-2004-0618.html

30nm程度の大きさのCdSeのナノ粒子(ロッドやテトラポッド状)の
先端に数nmの金の粒をくっつけられるという研究。
金の粒がくっついたことによって、ナノ粒子の光学的特性が変化したり
電気伝導性が上がったりしています。
普通はナノ粒子同士の接合は難しいらしいので、この方法でナノ粒子を使った
電子デバイスが作りやすくなるそうです。
結合部位はAu-Seの共有結合らしい。
CdSeのナノ粒子をAuCl3と界面活性剤の溶液と混ぜるとそうなるとの
ことですが、なんで先端だけに金がつくのか不思議。
結晶面同士の兼ね合いかな?