3次元印刷

材料 : あっという間の3次元印刷
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/nature.php?id=614
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数分で3次元構造を作り急速に凝固する新しいインクが開発された。この技術
により、有機組織を成長させる足場や流体を整流する微小チャンネルの製作が
容易になるだろう。

この方法を用いて作られた構造体
http://www.nature.com/nature/journal/v428/n6981/fig_tab/428386a_F1.html

ケーキのデコレーションみたいだけど、生クリームと違って融合したり
押しつぶされたりせずに形を保つんですね。かっこいい。

アルコールと水の水滴(溶液滴)の中で直径0.5〜5.0μm の小さいノズルから
ポリマーを押し出していくと、ポリマーがノズルから押し出されて溶液に触れ
た瞬間に固まるようです。ポリマーは正電荷のポリマーと負電荷のポリマーの
混合物で、溶液滴の中の水の濃度が高いときとアルコールの濃度が高いときと
で固まるメカニズムが違い、後者だと弾性が高いものができるとのことです。

ポリマーが溶液に触れたら表面は固まると思うけど、中も固まるのかな?
また、tissue engineering などで使う場合、アルコールの中で作った構造体を
水中で使ったりしても性質が変化したりしないのかな?