暗めの室内でも使える可視光応答型光触媒
200ルクスの室内で使える可視光応答型光触媒,東芝マテリアルが開発
――ガス分解性能は従来の30倍以上
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080305/148513/?ST=nano
東芝マテリアルは,室内などの低照度環境で従来の酸化チタン系光触媒の30 倍以上という高いガス分解性能を示す可視光応答型光触媒を開発した(図)。 新しい光触媒は酸化チタン系とは別の酸化物の複合材。100nm以下の微粒子に する加工技術や表面ナノ構造の最適化技術,ナノスケールの原子配置に着目し た活性化処理などを駆使することで光吸収帯域の範囲を広げ,200ルクス以下 の可視光で高いガス分解性能や抗菌作用を発揮させることに成功した。低照度 環境に適用可能な可視光応答型光触媒は「世界で初めて」(同社)。 従来の光触媒の主流は紫外光で反応する酸化チタン系で, : 室内での利用を目的に開発された酸化チタン系可視光応答型光触媒もあるが, 十分な反応を起こすには6000ルクス以上の照度が必要で,実際の室内光の低照 度環境では思うような効果が得られなかった。
光触媒は可視光で200ルクスでも使えるというところまで来たんですね。
によると会議室や事務室で200〜750ルクスなので一般的な部屋には十分な
ようです。別の酸化物って何を使っているのかな。
記事を書く励みになりますのでよろしければ
週間ランキング
をクリックいただけると嬉しいです。