チクロと報道されない理由

http://www.asahi.com/national/update/0623/024.html
サントリーが焼酎など回収、認められていない甘味料使う

サントリーは23日、焼酎「上海碧(シャンハイブルー)」などの原料に使っ
ていた中国産白酒(パイチュウ)の中に、食品衛生法で認められていない甘味
料「サイクラミン酸」が使われていたことが分かったため、上海碧を含む6製
品を自主的に回収すると発表した。 

同様の記事:
http://www.sankei.co.jp/news/040623/kei087.htm
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040623i512.htm

イクラミン酸は一般的にはチクロと呼ばれていますね。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0809-3.html

イクラミン酸は、通称チクロの名前で知られており、昭和31年に食品添加
物に指定された甘味料。安全性に疑問が生じたため、昭和44年に食品添加物
の指定から削除された。中国等では使用が認められている。

わざわざ普及してない方の名称を使うのは、パニックを防ぐためと、
製品自体における量は検出限界以下だったとしているからでしょう。
(、、、あとは広告との関係でしょうか。)
あるいは、ナトリウム塩とカルシウム塩以外はチクロと呼ばないのかな?
(参考: http://www.law.kyushu-u.ac.jp/~kado/gyoka/chikuro.htm)
検出されたのはマグネシウム塩だったとか。
それぞれの国によって認可された添加物が違うので、いずれにせよ
輸入食材を使うときは注意が必要なようですね。