イビキをかきやすい顔立ち

「馬面」「小あご」ご用心、睡眠時無呼吸症候群で研究
http://www.asahi.com/science/update/0630/001.html

研究チームは、重症のSASと診断された日本人71人とカナダ人18人、健
常な日本人12人の顔写真から画像を合成、それぞれの平均顔を作った。その
結果、SASの日本人は、SASのカナダ人や健常な日本人に比べ、眉毛から
口までの間隔が長く、あごが小さく引っ込んでいた。 

面白いですね。SASの人と健常者でけっこう違う顔になるんだなぁ。
あごは写真ではよくわからないなと思ったら、首の横からのX線で確認できる
とのことでした。
(参考: http://www.ne.jp/asahi/web/oki/health/mukokyu.html)

写真を見るとSAS(睡眠時無呼吸症候群)の人の方が、
(a) 顔の横幅がある
(b) 顔の下半分が丸い
(c) 首が太い
ように見えました。これはSASの人に肥満が多いからでしょうね。

それ以外に気になったけど言及されていなかったのは、
(d) 口角が下がっている
(e) 法令線(口元の皺)が深い
(f) タレ目
(g) 鼻の穴が目立つ
です。
(d)、(e) は加齢によっても起こりますが同年代の人で比較しているとしたら、
SASの人は口元の筋肉がたるんでいるのかな? 鍛えれば良くなるのだろうか。
と思ったら、口輪筋という筋肉の衰えがSASと関連しているそうです。
(参考: http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/2004/02back/toku1.html)
(f)、(g) はどうなんでしょう。
明日から開催される日本睡眠学会で発表があるそうなので、
学会で発表や質疑応答を聞かれる方のレビューに(勝手に)期待。