外来種の環境への影響

外来種の規制について (錬金術師の苦悩)
http://d.hatena.ne.jp/alchymia/20040707#1089211504

id:alchymiaさんの記事に触発されて、実際に外来種が広がって問題となった
例をいくつか思い出して書いてみます。

イソギクとイエギク (YASUKO'S HP)
http://yasuko.grow-web.jp/hyousimatome13/iegiku.html
http://ykato16.cool.ne.jp/hyousimatome8/isogiku.html

上が交雑したイソギク、下が本物のイソギクです。
イソギクは本来は舌状花(ひまわりでいうと外側の黄色い花びらの部分)がない
花ですが、イエギクと交雑すると舌状花が出てきます。
以前読んだ雑誌では、イソギクはお供えの花と交雑してしまうので在来種がピ
ンチだと書かれてありました。でもお供えの花を禁止するのは難しいかもしれ
ないですね。

大阪府レッドデータブック (いわさきネイチャークラブ)
http://iwawaki-nc.hp.infoseek.co.jp/Knowledge/Valuable_Plants/osaka_rdb-p.html

これを見るとイソギク以外の植物も随分影響を受けていることがわかります。
ハーブなども育てる人が増えたら在来種のシソ科の植物がまずいかもしれませ
んね。

ヒラタクワガタの交雑 (林道百拾号線)
http://woodland-trail.way-nifty.com/rindou110gousen/2004/02/post_9.html

クワガタも在来種との交雑が起こるんですね。
外来種のクワガタを売るのは個人的にはやめて欲しいなぁ。あるいはせめて
逃がしてはいけないということを買った側に徹底して欲しいです。