ナノテクへの警告とその背景
きのうの記事を書いていたらタイムリーにこんなものもありました:
ナノテク、災難起こす危険も=英皇太子
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040711-00000195-jij-intチャールズ英皇太子は11日付の日曜紙インディペンデント・オン・サンデー に寄稿し、ナノテクノロジー(超微細技術)については相応の注意と謙虚さが 必要であり、これらを欠くと、「サリドマイド」薬害事件のような災難を引き 起こす可能性があると警告した。 皇太子はナノテクを一応評価しながらも、「森羅万象の秘密を発見するのと、 これらを賢明かつ適切に使うのは全く別のことだ」と指摘。「相応の注意と謙 虚さが欠けている場合、ナノテクが(製品が安全だと宣言されたにもかかわら ず、被害が広がったサリドマイド事件と)類似した混乱をもたらさないとすれ ば驚きだ」と述べた。
英皇太子は普段どれだけ科学技術に対して興味を持っている人なのでしょうか。
(御存知の方いらしたらお教えください。)
アメリカがナノテクに強いこととこの発言は関係あるのかな?
イギリスはヒトクローン関係の研究の規制が緩いので、この発言をちょっと意
外に感じました。でもよく考えると研究と技術の使用とは別なので矛盾はして
ないですね。